牡蠣の養殖産地を訪ねて1 2へ

牡蛎写真1 若狭、小浜市仏谷の牡蠣養殖産地
今回は、牡蠣の養殖産地で日本海方面でも幾つかある中の、福井県小浜市仏谷の牡蠣の生産地を訪問させて頂ました。風向明媚な、若狭湾内の前に仏谷漁港の目の前に浮かぶ、児島(写真の小さな島)付近には、無数の牡蠣養殖筏が浮かんでいます。また、この牡蠣に付く小エビ、ゴカイ等を目当てに鯵、チヌ、スズキ、サヨリ等が集まるので、古くから筏釣りの好漁場として釣りファンには名高い。
牡蛎写真2 美味しい牡蠣養殖産地の条件
牡蛎の養殖産地に適する共通の条件とは
  1. 湾内で比較的波が静かである、外湾では波が高く、適さない。
  2. 潮の干満差があり、潮がある程度流れる。
  3. 湾内に大きな川が流れ込んで来る様な地形。例えば、仏谷の牡蠣養殖湾内には、対岸の小浜方面から北川と南川の2つの大きな川が流れ込んでいる。一方、広島湾内では大きな川が3本流込んでいる。
  4. 川の源流先には広葉樹(ぶなの木が最適)等が豊富に茂っていることが重要です。この広葉樹の葉が腐葉土となり、雨などでこの栄養豊富な水が川に流れ込んで来ると、これが海では豊富なプランクトンを産み、そして牡蠣を生育する際の栄養源ともなります。宮城県の牡蠣の産地では、この源流先の山も自分達が買い、広葉樹、ぶなの木を植林している事が新聞紙上で報道されていました。
牡蛎写真3 水揚げされた牡蠣
水揚げされた牡蠣は、ジェット噴射式の海水ホースで牡蠣の貝殻に付いている、泥や不純物を綺麗に洗い流します。その後選別され、やや小ぶりな牡蠣はもう一度カゴに入れ、海に吊り下げて、もう一回り大きくなる(1〜2ケ月)後迄育てます。
牡蛎写真4 牡蠣の栄養について
牡蠣は、その他の貝類に比べビタミンB1、B2、B12を豊富に含み、かつコレステロールやカロリーは低く、特に亜鉛は食品の中でも多く含まれています。
ビタミンB1・・脳の中枢神経、手足の末梢神経の働きを調節する。
ビタミンB2・・動脈硬化を防ぐ。成長促進。
ビタミンB12・・貧血予防。食欲、体力を増強。
亜 鉛・・不足すると味覚障害を起こす等の障害がある。
また肝機能の促進効果もあり、栄養面でもバランスが取れている貝です。そのために海のミルクとも呼ばれています 。
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